クライアント/サーバー

10. V5R1M0 からのODBC や JDBC の高速化テクニック

ODBC や JDBC によって SELECT文によるレコード選択を行う場合、V5R1M0 からは
FETCH バラメータの使用が可能
となっているので、選択レコード数の上限を
指定することによってパフォーマンスは大幅に改善される。
例えば

SELECT * FROM QTRFIL/SHOHIN

のようなSELECT文を

SELECT * FROM QTRFIL/SHOHIN FETCH FIRST 10 ROWS ONLY

のようにすると、最初に見つかった10レコードだけが検索された時点で処理は完了する。
ODBC や JDBC で表示すべき最大行数が決まっている場合は、この手法はかなり効果的である。