コマンド

10. ELEM キー・ワードによる複数パラメータの使用

最もユーザーに使用されているのは CALL コマンドではないだろうか?
その画面イメージは

  
                               プログラム呼出し  (CALL)               
                                                                          
    選択項目を入力して,実行キーを押してください。                        
                                                                          
    プログラム  . . . . . . . . . .                  名前                 
      ライブラリー  . . . . . . . .     *LIBL        名前 , *LIBL, *CURLIB
    パラメーター  . . . . . . . . .                                       
                                                                          
                   値の続きは+
 

のようにして複数のパラメータを入力できるようになっている。
これと同じコマンドは ELEM バラメータによって実現することができる。
読者諸氏は普段何気なく使っている CALLコマンドのソースは見たことがないと思うが、それと同じものを例に挙げてみよう。

            CMD        PROMPT(CAL0001)                             
            PARM       KWD(PGM) TYPE(PGM) PROMPT(CAL0001)          
PGM:        QUAL       TYPE(*NAME) LEN(10) MIN(1)                  
            QUAL       TYPE(*NAME) LEN(10) DFT(*LIBL) +            
                         SPCVAL((*LIBL) (*CURLIB)) PROMPT(OPN0002) 
            PARM       KWD(PARM) TYPE(PARM) PROMPT(CAL0003)    
PARM:       ELEM       TYPE(*CHAR) LEN(128) MAX(39) CASE(*MIXED)

最後の


            PARM       KWD(PARM) TYPE(PARM) PROMPT(CAL0003)
PARM:       ELEM       TYPE(*CHAR) LEN(128) MAX(39) CASE(*MIXED)

の部分がパラメータの入力を最大39個まで入力できるようにしている。