ストアド・プロシージャーは大別すると次のように分類される。
まず最初に「 SQLストアド・プロシージャー」とは文字通り、SQL文によって
記述されたストアド・プロシージャーのことである。
一般的なストアド・プロシージャーは SQL文によるものと思われているが RPG や COBOL、
C/400 などの開発言語によってストアド・プロシージャーを作ることができる。
これが 「 PGMストアド・プロシージャー」である。
プログラムによってストアド・プロシージャーを作れば SQL文だけでできない処理を
RPG や COBOL、C/400 によって自由に開発することができる。
つまり、汎用性が高くなる。
このシリーズでは RPG によるストアド・プロシージャーによって
RPG でも簡単にストアド・プロシージャーが作れることを示していきたい。
さらに、RPG で ODBCアプリケーションを作って紹介する。
IBMマニュアルでは ODBCアプリケーションは C言語で紹介されているので
C言語にまだ馴染みのない RPG開発者に理解しにくいのではないかと思われるからである。