ミラーリングとは鏡のようにデータを二重にふたつの HDD に
同時に更新する機能のことであり、ハード・ディスクの片方に
障害が発生してももう片方のデータを読み取ることで
停止することなく業務を続行できるというバックアップ・システムのことであり
今では多くのユーザーでもこの方式が使われていることと思う。
従ってミラーリングのためにはディスク容量が2倍必要になるのだが
障害回復のためにはコストもやむなしである。
さて 自分が使っている IBM i のハード・ディスクがミラーリングされているのかどうか
簡単に知る方法があるのだろうか?
CE が使う SST ツールなどを使えば可能であるがここではもっと身近に簡単に
知る方法を紹介する。
コマンド入力画面で WRKSYSSTS を入力
次に F16=ディスク 状況の処理 を押す
ディスク状況の処理 Sxxxxxx 18/09/11 10:53:06 経過時間 : 01:06:36 サイズ % I/O 要求 READ WRITE READ WRITE % UNIT タイプ (M) USED RQS サイズ(K) RQS RQS (K) (K) BUSY 1 433B 69793 48.9 1.7 10.3 .4 1.3 17.7 7.8 0 1 433B 69793 48.9 2.1 21.5 1.0 1.1 36.0 8.5 0 2 433B 69793 48.9 3.0 8.5 .7 2.2 12.6 7.1 1 2 433B 69793 48.9 3.3 17.2 1.2 2.0 32.2 7.5 1
この画面のようにハード・ディスクの UNIT 番号が 1, 1, さらに 2, 2 のように
連続して同じ番号が表示された場合はミラーリングされている。
そうではなく 1, 2, 3, 4, ....のように数字がカウント・アップされている場合は
ミラーリングされていない、と判断することができる。