印刷スプールをSNAネットワークで接続されている他の iSeries400へ転送するのは非常に
簡単である。
WRKOUTQ
の「1= 送信」を使うだけでよい。
送信したいスプールを選択して「1= 送信」を押す。
下記はその様子を示している。
ネットワーク・スプール・ファイル の送信 (SNDNETSPLF) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 スプール・ファイル . . . . . . > MENU 名前 ユーザー識別コード : ユーザー識別コード . . . . . S1066DD8 文字値 アドレス . . . . . . . . . . MYADDR 文字値 値の続きは+ ジョブ名 . . . . . . . . . . . > COMPAQA 名前 , * ユーザー . . . . . . . . . . > QTR 名前 番号 . . . . . . . . . . . . > 028779 000000-999999 スプール・ファイル番号 . . . . > 8 1-9999, *ONLY, *LAST データ形式 . . . . . . . . . . *ALLDATA *RCDDATA, *ALLDATA
「ユーザー識別コード」と「アドレス」を送信先の iSeries400を指定する。
送信先のiSeries400のこれらのアドレスがどのように指定しているのかはQSECOFR で
サイン・オンして
WRKDIRE *ALL + [実行キー]
によって調べることができる。次は WRKDIRE
の画面である。
データ形式は初期値の *RCDDATA を *ALLDATA に変更しておくと罫線イメージの
そのまま送信することができるので *ALLDATA が推薦値である。
またスプールの送信はOS/400 のリリースに依存することなく送信することができる。
たとえ V5R2M0 から V3R2M0 へでもあっても問題なく送信することができる。
ところで受信先では受信したスプールはどこへ格納されるのであろうか?
DSPNETA + [実行キー]
で表示される「出力待ち行列」に受信される。
よって CHGNETA
でこの印刷待ち行列をプリンターに接続されている印刷待ち行列(OUTQ) に
変更するとスプールを送信すると受信側では直ちに、そのプリンターに印刷されることになる。
次は DSPNETA
の画面である。