実行環境

42. CALL QCMD の利用

最近はコマンド入力とはいっても、単行でコマンド入力する開発者や操作員が圧倒的に
多くなっているので QCMD を知らない人が増えている。
コマンド入力画面で

CALL QCMD + [実行]

とするか、または サイン・オンのときに「プログラム/プロシージャー」に QCMD を指定すると
複数行のコマンド入力画面が表示される。

QCMD の利用は十分に効率的である。

【 コマンドのコピー 】

カーソルを以前に実行した行の位置に合わせて F9キーを押せば
そのコマンドをコピーすることができる。
単行のコマンド入力でのF9キーの使用は頭の中で以前に実行した
コマンドを覚えておかねばならない。
QCMD であれば一目瞭然であっても繰り返し同じ処理を行うときには
素早い操作が可能となる。

【 エラーの原因調査 】

エラーが発生したら実行の行にカーソルを合わせて F10キーを押せば
ロー・レベル・メッセージを表示して真の原因を調査することができる。
この手法を知らない開発者や操作員が現在、多くなっているので原因の
調査に時間がかかっているのではないだろうか?

筆者は単行のコマンド入力画面はほとんど使用していない。もっぱら QCMD を使用している。
まだの方は是非、サイン・オンではQCMD も合わせて指定するようにしよう。