最近はコマンド入力とはいっても、単行でコマンド入力する開発者や操作員が圧倒的に
多くなっているので QCMD を知らない人が増えている。
コマンド入力画面で
CALL QCMD + [実行]
とするか、または
サイン・オンのときに「プログラム/プロシージャー」に QCMD
を指定すると
複数行のコマンド入力画面が表示される。
QCMD
の利用は十分に効率的である。
カーソルを以前に実行した行の位置に合わせて F9キーを押せば
そのコマンドをコピーすることができる。
単行のコマンド入力でのF9キーの使用は頭の中で以前に実行した
コマンドを覚えておかねばならない。
QCMD
であれば一目瞭然であっても繰り返し同じ処理を行うときには
素早い操作が可能となる。
エラーが発生したら実行の行にカーソルを合わせて F10キーを押せば
ロー・レベル・メッセージを表示して真の原因を調査することができる。
この手法を知らない開発者や操作員が現在、多くなっているので原因の
調査に時間がかかっているのではないだろうか?
筆者は単行のコマンド入力画面はほとんど使用していない。もっぱら QCMD を使用している。
まだの方は是非、サイン・オンではQCMD も合わせて指定するようにしよう。