OS400 V4R2M0 からは NetServer機能が提供されている。
NetServer とは iSeries400のファイル・システムを WindowsのWinエクスプローラや
Windows App から使用可能にする共有フォルダー機能のことである。
例えば、社内のファイル・サーバーの代わりに iSeries400を使用することができる。MS-Word や Excelのデータなどを iSeries400のIFSに保管しておいて社内から参照することができる。
別の使用方法として有効であると思われるものは IFSに保管しているHTMLなどの編集である。
iSeries400をWeb to Host で Webサーバーとするとき、HTMLは iSeries400のIFSフォルダーに配置して保守のときはPCにダウンロードして、保守後、再び IFSへアップロードすることになる。
NetServer を設定しておけば、IFSに保管しているHTMLをWindowsのメモ帖やPCの
HTMLエディターで直接、編集することができる。
上書き保存を指示すれば、元のIFSに保管することができる。
FTPを使わないので、いちいちダウンロードしたり、アップロードしたりする必要も無い。
NetServer はiSeries400をオープンの世界にシームレスに結合してくれる。
それでは NetServer の設定の方法を紹介する。
iSeriesナビゲータを使えば簡単に NetServerの設定を行うことができるがAPI を使っても
共有化させることができる。
このサイトの Toolsには ADDIFSSHR
、RMVIFSSHR
が紹介されている。