実行環境

90. GO メニューを簡単に今すぐ作成するには ?

メニューを作成するには

  • DSPF + MSGF によるメニュー (SDA)
  • CLP によるメニュー
  • PNLGRP によるメニュー

の種類があるが、圧倒的に多いのは CLP によって作成されたメニューであろう。
中には RPG で作成している例もあるがこれは例外。

IBM が i%/OS によって提供しているユーティリティー・メニューは
95% 以上がパネル・グループ(PNLGRP) によるメニューである。
パネル・グループ(PNLGRP)であれば、パネル・グループ(PNLGRP)のソースから
直接、CRTMNU コマンドによってメニューを作成することができる。

一般的にメニューとは GO + (メニュー名) として呼び出すものであって
CALL で呼び出すのはメニューではなくプログラムである。

EnterpriseServer の AutoWeb で良くある質問のひとつに
AutoWeb がメニューをツリー・ビューに変換しているのを見て
「うちのメニューは GO +(メニュー)ではなく CALL で呼び出すメニューですが
それでも正しく変換されますか?」 というものである。

大半は CLP で作成されているメニューなので
GO では呼び出せないと考えているようだ。

ところが IBM も良くしたもので簡単に GO メニューに変換できる方法を用意している。
それが CRTMNU (メニュー作成) コマンドである。

CRTMNU (メニュー作成) コマンドを使えば、プログラムで作成されたメニューから
GO メニューで呼び出す *MENU オブジェクトを作成することができる。

次は CRTMNU コマンドによって CLP : MN00 から *MENU を作成している様子を示している。
あまりにも簡単なので読者も今すぐ試してみることをお勧めする。