実行環境

97. 印刷ドライバーとは

よくプリンタ・ドライバーという印刷を制御するプログラムのあることは
よく知られている。
あるプリンタに対してOUTQと結びつけるプリンタ・ドライバーという
プログラムを Webサイトからダウンロードしてプリンタ・ドライバーを
適用するとそのプリンタでの印刷が可能になる、という具合である。

IBM i の場合、ライターと呼ばれる、または装置と呼ばれるものが
プリンタ・ドライバーに相当する。
このプリンタ・ドライバーをユーザーでも定義することができる。
装置そのものは

CRTDEVPRT コマンドで作成する

ので、このとき CRTDEVPRT コマンドのユーザー 定義 ドライバー・プログラム・パラメータ
(USRDRVPGM)に指定されるプログラムが IBM i でいうところの所謂、プリンタ・ドライバー
である。
国産でSpoolライターに近い機能の電子帳票化ソフトウェアを開発して販売している
会社もあるのでこの情報は大いに役に立つであろう。
プリンター・ドライバーを開発しているのは弊社以外には、どこにもいないからだ。

このようにしてプリンタ・ドライバーを自作することもできる。
弊社の競合相手でなくてもこの情報がどこかのユーザーにとって有益になればいい。
競合他社がこのことに気づいたとしても弊社はさらにその先に行っているので
競合にはならないのだ。