FTP もTCP/IP 経由の単なるユーティリティーであるが ルーター経由や著しく処理速度の異なる機器のあいだではストリームの脱落が発生するので、安全なものとして万全の信頼性を置くことはできない。
FTP というのは厳密に言えば FTP 仕様を満たしているアプリである。
さまざまな Windows や iSeries400 にも提供されている FTP はすべて同じではない。特に FTP クライアントは異なっている。
よって Windows 付属の FTP をそのまま製品の一部としては期待できない。
TCP/IPストリームの脱落を補正する処理を施している FTPクライアントを自作すべきである。
同時に遠隔地間での FTP はストリームの脱落が発生するみことを考慮すべきである。
弊社製品では Chicago XP が FTPクライアントとして FTP を多用しているが、内部で Windows FTP が動作しているわけではない。
FTPクライアントとしての機能を実行しているわけである。
このようにメーカーが FTPを自作することは珍しくない。
Visual BASICや VBA でも自作は可能である。