IFS

1. IFS とは?

iSeries400にはライブラリー・システム以外に IFS(Integrated File System) と呼ばれる UNIX 互換のファイル・システムがある。
ライブラリー・システムがEBCDICコードで処理されるのに対して IFSは基本的にはASCIIコードで保管される。IFSには HTMLやJavaをはじめとして、Excelなども含めてあらゆるストリーム形式のファイルを保管することができる。
IFS の処理には WRKLNK コマンドが用意されている。またCA/400のオペレーション・ナビゲータや iSeriesナビゲータでWindowsエクスプローラのように開くこともできる。
下記は WRKLNK による処理の状況である。

   
                             オブジェクト・リンクの処理                            
                                                                                   
    登録簿 . . . . . . :   /                                                       
                                                                                   
    オプションを入力して,実行キーを押してください。                               
      3= コピー   4= 除去   5= 次のレベル   7= 名前の変更   8= 属性の表示          
      11= 現行登録簿の変更 ...                                                     
                                                                                   
    OPT   オブジェクト・リンク           タイプ      属性         テキスト                   
          QDLS                   DIR                                               
          QIBM                   DIR                                               
          QOpenSys               DIR                                               
          QPWXCGA                DIR                                               
          QPWXCGY                DIR                                               
          QPWXCPC                DIR                                               
          QPWXCRB                DIR                                               
          QPWXCRBD               DIR                                               
          QPWXCSO                DIR                                               
                                                                          続く ... 
    パラメーターまたはコマンド                                                     
    ===>                                                                        
    F3= 終了        F4=プロンプト   F5= 最新表示   F9= コマンドの複写   F12= 取消し   
    F17= 位置指定   F22= フィールド全体の表示   F23=オプション 続き