RPG

270. RPG III の対話型デバッグ

ご存知の方も多いと思うが STRDBG コマンドによるソース・ビューを
見ながらのデバッグはできるが RPG III であっても
対話型のソース・デバッグを行うことができる。
それが STRISDB コマンドである。

【例】
STRISDB PGM(QTROBJ/SMP001) UPDPROD(*YES) INVPGM(*NO)

のように実行するとコマンド入力画面が表示されるので

【コマンド入力画面】

次にデバッグしたい対象のプログラムをコマンドや
CALL 命令などを使って実行すると最初のステップから
ソース画面が表示されるので
F5キーによってステップ毎に進めていくことができる。

IBM はなぜ OPM のデバッグに「STRISDB」という覚えにくい、
理解しにくい名前のコマンドにして開発したのだろうか ?
また STRDBG コマンドであれば F10キーによってステップ進行するが
STRISDB は F5キーである。
同じ会社が開発したとは思えない。
それであれば STRDBG コマンドを拡張して OPM でも使用できるように
したほうが良かったのではないだろうか?