Windowsに API があるように OS/400にも APIがある。
API とはユーティリティー・コマンドではカバーしきれない機能をプログラムとして
使用法とともに、提供されているものである。
AS/400では 「システムインターフェース解説書」や「システムAPI解説書」という名前で
使用方法が解説されている。
こんな機能がないかと悩んだらAPIを参照するのも良い。
事実 OS/400自身も直接 API を使用している。
API の使用に関しては巻末にいくつかのサンプルが用意されているので
それらを参照すると理解しやすい。
PASCAL には経験がなくても読めば理解できる。
ライブラリー QUSRTOOL には、多くの API の使用例がある。
ただし旧来の API はユーザースペースを多用している。
システム情報を API がユーザーが用意したユーザースペースに出力するので
その結果を読取ることによってシステム情報を得ることができる。