これまで RPGの開発に携わってきた開発者にとって CGI のテストを行うために CGI を
呼び出すのは、面倒である。
まず
特に 2. の作業はパラメータなどを打鍵するのが厄介であり
http://192.168.1.1/cgi-bin/MYCGI?SHCODE=・・・
のように退屈な文字列の打鍵を強いられることになる。
従来のエミュレータ内だけの伝統的なPGM であれば
CALL MYPGM + [実行]
だけでよかったのにである。
EnterpriseServer Ver3.0 では、このうっとおしい作業を排除することになった。
CGI であっても、CGI のライブラリーがライブラリ・リストにあれば
CALL MYCGI + [実行]
によって直ちに IE が起動され、初期画面HTMLが表示される。
そこには誰も打鍵していないのに既にiSerie400のIPアドレスなども既に入力されているのである。
もちろん IEさえも起動する必要はない。CALL命令によってIEも自動的に起動されるのである。
まさに DSPF の代わりに HTMLになっただけのような感覚で操作をすることができる。
考えてみればCGI といえども単なるPGM であるのであるからCALL
命令で実行されるべきである。
下記はその様子を表している。