TCP/IP

12. FireWall (ファイヤー・ウォール)とは?

本来,ファイヤー・ウォールとは連続した熱処理炉において流れてくる製品が熱処理炉に入ってきたときに扉を開けるのであるが外部の冷たい空気を入れないようにするために、扉が開いた瞬間に入り口に炎の柱(壁)を一斉に吹き出させるものである。
このことからインタネットでは外部進入を防ぐために指定したPORT 以外からの TCP/IP の進入をシャットアウトするソフトウェアのことを指している。先に WellKnown PORT で示したように21番PORT を閉じれば Ftp では進入できなくなる。

iSeries400 では以前のリリースではファイヤー・ウォールが用意されていたが現在では廃止されている。しかし iSeries400の入り口の手前に置くことになるルータがファイヤー・ウォールの機能を持っているものが多いのでファイヤー・ウォールは心配ない。
ただしファイヤー・ウォールがあるからといって安全かというとそうではない。最近多いメールによるウィルスには全く役に立たない。ウィルスに侵されるのはメール・サーバーなのでメール・サーバーには必ずサーバー用のウィルス・バスターを導入しておく必要がある。