実際、TCP/IP やその他の APPC や SNA, CPI-C で PCクライアントなどと通信すると、英小文字が半角カナに化けたり、「!」が化けたりして途方に暮れたことはないだろうか?IBM のマニュアルを見ると EBCDIC/ASCII 変換には QSYS/QEBCDIC と QSYS/QASCII という変換テーブルが用意されているとあるが、これは説明不足である。
PCクライアントとの通信では、実際は QUSRSYS/QTCPEBC と QUSRSYS/QTCPASCを使用するべきである。さらに CHGSYSVAL で QCCSID の値を 65535 から 5035 に変更しておけば万全である。(CCSIDに関しては他の説明も参照のこと)
どうだろうか?正しく英小文字も変換されて眼からウロコが落ちたはずだ。