RPG

83. 先行ブランクや後続ブランクを除去するトリム関数

トリム関数は VisualBASIC、VBA、VisualC++、ASCI-C言語でも良く使用される

ポピュラーな関数である。

RPGにもやはり、これらのトリム関数が用意されている。

トリム関数は先行ブランクや後続ブランクを除去することができる。

例えば「住所1」と「住所2」を結合して、ひとつの住所にしたい場合、「住所1」の

後続しているブランクが邪魔になる。

「東京都港区六本木        1−8−13」

でなく

「東京都港区六本木1−8−13」

と表示したいのである。

またANSI-C言語にパラメータとして変数を渡す場合に後続にブランクを除去して

NULL値を付加したい場合もある。

EVAL  ADDRESS = %TRIMR(JUSHO1) + JUSHO2

という上記の希望は実現する。

%TRIML左のブランクの除去、%TRIMR右側のブランクの除去。

%TRIM両方のブランクを除去する。

これらのトリム関数は V3R2M0 から使用可能である。