ILE-RPG での書き方で最初に意識して書いて欲しいことは
プログラムで使う変数をプログラムの最初のほうにまとめて
宣言することがオープン系の言語でも暗黙の了解というか
文法上の取り決めとなっている。
これに対してRPG IIIでは発生都度定義することが
可能になっていてILE-RPG でも発生したときに
結果のフィールドであれば定義することが可能であるが
基本的には他の言語同様に最初のほうに
定義仕様書(D)を使って定義するようにしたいものである。
0014.00 *( 作業変数の定義 ) 0015.00 D PNR S 100 DIM(30) CTDATA PERRCD(1) 0016.00 D HLR S 100 DIM(7) CTDATA PERRCD(1) 0017.00 D LSR S 100 DIM(19) CTDATA PERRCD(1) 0018.00 D AR S 1A DIM(65536) 0019.00 D BR S 1A DIM(1024) 0020.00 D P S 10I 0 0021.00 D N S 10I 0 0022.00 D M S 10I 0 0023.00 D K S 10I 0
この定義仕様書の機能は RPG IIIでもできないことはないが
一般にはやはりILE-RPGでの記述である。
■ キー・リストは発生都度の定義で
よくある書き方でキー・リスト(KLIST)を演算仕様書の最初にまとめて
記述している人がいるがこれは逆効果でキー・リストは
使用する直前に宣言したほうが見た目にもわかりやすい。