物理ファイルのレコード・レイアウトを変更の必要がある状況に
出くわすことがある。
例えば物理ファイル中の数量フィールドの長さの拡大や
小数点以下の長さを変えたり名称やコードの長さの変更が
必要になる場合もある。
多いのは新しくフィールドを追加したい場合である。
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しかし物理ファイルのレコード・レイアウトの変更となると
二の足を踏む人が多くたいていは諦めてしまうケースが多い。
しかし今ではIBMも便利なコマンドを用意していて
物理ファイルに従属している論理ファイルとの
関係を維持してデータ・ベース(物理ファイル)の
レイアウトを変更することができる。
それが CHGPF (= Change Physical File) というコマンドである。
最初に SEU で物理ファイル作成の元になるDDSソースの
レイアウトを変更しておいてから
CHGPFコマンドを実行すると関連する論理ファイルをそのままにして
物理ファイルのレコード・レイアウトも変更してくれるという
スグレモノである。
物理ファイル変更 (CHGPF) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 物理ファイル . . . . . . . . . > QPNLFLD 名前 [bボ[メー . . . . . . . . . . . > DFUEXLIB 名前 , *LIBL, *CURLIB システム . . . . . . . . . . . *LCL *LCL, *RMT, *FILETYPE ソース・ファイル . . . . . . . > QDDSSRC 名前 , *NONE [bボ[メー . . . . . . . . . . . > R710SRC 名前 , *LIBL, *CURLIB
[解説]
もちろん関連するプログラムも少なくとも再コンパイル必要はあり
場合によっては内部ロジックの修正も必要になるかもしれないが
CHGPF はそこまでは面倒は見てくれないので人手で調査する必要がある。
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