コンパイルのエラー・リストを見ていると中にはエラーの原因というか
エラー文言の内容を理解できないような難解な文章に出くわしてしまう場合がある。
もちろんこれは英語のエラー表記を日本語に翻訳したものであるので
翻訳が適切でない場合もあるが、元の英文からも内容を推測できない表記がある。
ここではいくつかの難解なエラー・メッセージを挙げて、その真意を紹介する。
*RNF5343 30 1 配列の省略された指標が多すぎる。この仕様は無視されます
配列の名前が演算中に使われているが配列指標の指定が抜けている。
【誤】
MOVE *ZEROS AR
【正】
MOVE *ZEROS AR(N)
*RNF7406 30 1 データ形式の指定が入力フィールドの定義と一致していない
DDS定義のフィールドが入力仕様書の定義と一致していない。
つまりフィールド名の定義が重複している可能性がある。
【誤】
I SURYO
*RNF7503 30 1 式に定義されていないオペランドが含まれている
未定義フィールドを使って EVAL演算を行っている。
*RNF5029 30 *ENTRY PLIST の PARM 演算命令の結果のフィールドの指定が 正しくない。指定は無視されます。
DSで定義されているフィールド名を *ENTRYパラメータに使用している。
DSで定義したフィールドは *ENTRYパラメータに利用することはできない。