DSPMSGD や WRKMSGD によって OS/400のメッセージ・ファイルである QCPFMSG や
Query/400 の QQRYMSG を眺めて頂きたい。
エラー・メッセージ以外にテキストなどが数多く保存されていることに気づくかも知れない。
これらの MSGF はコマンドや パネル・グループのテキスト表示として使用されている。
通常のコマンド・パラメータの記述は、例えば
PARM KWD(SRCFILE) TYPE(SRCFILE) + PROMPT(' 原始ファイル ')
のように、直接、「PROMPT(‘ 原始ファイル ‘)」のようにテキストを記述するが
PARM KWD(SRCFILE) TYPE(SRCFILE) + PROMPT(MSG001)
のようにメッセージIDを指定することができる。
メッセージIDにすることによって同じテキストを複数回、入力する必要もなくなるし、
多様な言語への対応が可能となる。日本語用、英語用のメッセージ・ファイルを
用意して再コンパイルするだけでよい。
メッセージIDとメッセージ・ファイルを結びつけるにはコマンドのコンパイルで
CRTCMD CMD(MYLIB/MYCMD) PGM(MYLIB/MYCMDCL) SRCFILE(MYSRCLIB/QCMDSRC) PMTFILE(MYLIB/MYMSGF) AUT(*ALL)
のようにしてメッセージ・ファイルを指定する。