VisualBasic で AS/400 へ接続してクライアントサーバーアプリケーションを開発するには、
一般的には ODBC の使用を想像するだろう。
しかし、ODBC では
- パフォーマンスが悪い。特に大量のデーベースへの接続は困難である。
- 複数ユーザー使用には適切でない。
更新処理を ODBC で行なうには COMMIT, ROLLBACKを駆使しても
安定した動作を得ることは困難である。 - レコードの欠落がある。
複数のデータベース結合の場合 結合できなかったレコードは欠落してしまう。
そこで、レコード・レベルでのデータベース・アクセスを実現したいのであれば
自分でサーバープログラムを開発するしかない。
開発が面倒であれば もちろん PANEL-WORKER Chicago をお奨めする。
大規模なシステム開発でない限りであれば、十分なパフォーマンスが発揮できることと、
何より開発がやさしい。
PANEL-WORKER Chicago では VB で SetLL や Chain などのデータベースへの
レコードアクセスのための RPG と同じ命令が使用できる。