コマンド入力では各パラメータには後続するメッセージとして
文字値 や 名前 , *LIBL, *CURLIB
などのメッセージが表示されるのは良く知られている。
この部分に説明となる独自のメッセージを与えることができる。
まず自分でメッセージ・ファイルを用意しておいて
独自のメッセージを自分のメッージ・ファイルに登録する。
次にコマンドのパラメータの CHOICEキー・ワードに
CHOICE(MSG0001) のようにメッセージIDを記録しておく。
最後にコマンド作成時にプロンプト・テキスト用メッセージ・ファイルとして
自分のメッセージ・ファイルの名前を宣言してコマンドを作成する。
という感じでありかなり簡単である。
[例]
0001.00 CMD PROMPT(' テストコマンド ') 0002.00 PARM KWD(PWD) TYPE(*CHAR) LEN(10) DFT('qtr1129') + 0003.00 CASE(*MIXED) + 0004.00 PROMPT(' パスワード ')
[最初の実行結果]
テストコマンド (TESTCMD) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 パスワード . . . . . . . . . . 'qtr1129' 文字値
[修正後のソース]
0001.00 CMD PROMPT(' テストコマンド ') 0002.00 PARM KWD(PWD) TYPE(*CHAR) LEN(10) DFT('qtr1129') + 0003.00 CASE(*MIXED) DSPINPUT(*NO) + 0004.00 CHOICE(WAT0003) PROMPT(' パスワード ')
[コンパイル]
CRTCMD CMD(OBJLIB/TESTCMD) PGM(OBJLIB/TESTCMDCL) SRCFILE(SRCLIB/QCMDSRC)
PMTFILE(OBJLIB/MYMSGF *DYNAMIC) AUT(*ALL)
[メッセージを追加]
ADDMSGD MSGID(WAT0003) MSGF(OBJLIB/MYMSGF) MSG(‘ 入力できますが表示されません。’)
[結果]
テストコマンド (TESTCMD) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 パスワード . . . . . . . . . . 入力可ですが表示されません