リンク(LINK)とはクリックするだけで別のサイトなどへジャンプ移動する機能です。
リンク機能はインターネットを使っていると毎日のように使用しているはずです。
Google などで検索した結果をクリックしてそのサイトへジャンプ移動しますが
これもリンク機能です。
5250エミュレータでは明細画面をSFL表示して明細を選択するときに
OPT=1 を入力したりカーソルを合わせてF4キーなどを押したりして
選択しますがAutoWebでは、この操作をリンク機能に置換えることができます。
機能キー操作やオプション選択をリンクに置換えることによって
Web化された画面はより洗練された自然なWebの画面に変身させることができます。
それでは例を見てみましょう。
5250選択画面の例
選択する明細行にカーソルを合わせてF4キーを押すと
次のようにプロンプト表示されます。
AutoWeb選択画面の例
選択行のリンクの欄(商品コード)をクリックすると次の画面が
表示されます。
このようにリンク機能を使うと機能キーを押すのではなく
クリックするだけで項目を選択することができます。
もちろん内部では
カーソル・セット + CF04キー
が実行されていますので元のプログラムは何ら変更する必要はありません。
このリンク機能は次のようにDSPFのDDSソースを少し修正するだけで
実現することができます。
0034.00 A R SFREC01 SFL 0035.00 A TEXT(' SFL明細行 ') : : 0038.00 A SHCODE 10A O 6 7TEXT(' 商品 コード *CF04') :
[解説]
SFL明細行の商品コードのテキスト欄に *CF04 と書き加えるだけで
リンク機能が実現されます。
驚くほど簡単です。
もちろん後は CRTDSPFでDSPFを再作成するだけです。
CRTDSPF で LVLCHK(*NO)を指定すれば RPG/COBOLの再コンパイルも必要ありません。