HTTPサーバーAlaskaにIPアドレスだけで接続すると
Alaskaはブラウザに対してログイン認証を要求します。
このことを「ユーザー・ログイン機能」と呼びます。
AutoWebは5250エミュレータのサイン・オン画面に代わるいろいろな認証機能を
持っています。
最初にご紹介するのがBasic認証です。
Basic認証は次のようなWindowsでよく見かける認証ダイアログです。
Basic認証はWindowsの認証の中でもその名前が示すように
最も基本的な認証方法です。
認証ダイアログはブラウザの機能によって表示されます。
認証の情報はユーザー名とパスワードだけで
ASCII6ビットに暗号化されてHTTPサーバー: Alaskaに送られます。
Basic認証は最も簡単な認証の仕組みですが次のような問題があります。
いったん認証されるとブラウザが閉じられるまで
ブラウザが認証コードを内部で送り続けます。
このため場合によって成りすましが可能となってしまいます。
Basic認証はまた暗号化はそれほど難しいものではないので
解読されてしまう危険もあります。
またBasic認証ではユーザーとパスワードしか入力できませんので
装置名などの指定はできません。