CHGHTTPA : HTTP 属性の変更 (CHGHTTPA)

CHGFTPA が FTPの属性変更であるのと同じように
HTTP(=Hiper Text Transfer Protocol)の属性を
CHGHTTPA (=Change HTTP Attribute)で変更することができる。

[ CHGHTTPA : HTTP 属性の変更 ]

                          HTTP 属性の変更  (CHGHTTPA)                         
                                                                              
 選択項目を入力して，実行キーを押してください。                               
                                                                              
 自動開始  . . . . . . . . . . .   *NO           *YES, *NO, *SAME             
 サーバー・スレッドの数 :                                                     
   最小  . . . . . . . . . . . .   10            1-9999, *SAME, *DFT          
   最大  . . . . . . . . . . . .   40            1-9999, *SAME, *DFT, *NOMAX  
 コード化文字セット識別コード      00943         1-65533, *SAME, *DFT         
SERVER マッピング・テーブル :                                                 
  EBCDIC/ASCII テーブルの発信      *CCSID         名前 , *SAME, *CCSID, *DFT  
     ライブラリー  . . . . . . .                  名前 , *LIBL, *CURLIB       
                                                                              
  ASCII/EBCDIC TABLE の受信  . .   *CCSID         名前 , *SAME, *CCSID, *DFT  
     ライブラリー  . . . . . . .                  名前 , *LIBL, *CURLIB       
                                                                          
                                                                              
                                                                        終り  
F3= 終了    F4=ﾌﾟﾛﾝﾌﾟﾄ   F5= 最新表示    F12= 取り消し                        
F13= この画面の使用法                    F24= キーの続き

[解説]

HTTPのCCSID は FTPのときの819 ではなく 943(=日本語ASCII)になっていることに
注意。

※HTTPとは

インターネット通信のプロトコル(=通信手順)のことを
HTTPと呼ぶ。
ブラウザに表示しているコンテンツ(=内容)は HTMLと呼ばれるタグ言語で
記述されておりこのHTMLを送受信するための通信手順のことをHTTPと呼ぶ。
IBM iにはApache for IBM i と呼ばれるHTTPサーバーが
TCP/IPサーバーとしてPORT番号80で待機していてブラウザの要求に応えて
HTMLをブラウザに戻すような仕組みとなっている。

しかしApacheの処理構造は発表されて以来古い脆弱なTCPIPサーバーの
構造でありひとつのスレッドがトラブルとすべてのスレッドを
閉じて再起動しなければならないというトラブルに弱い処理構造である。
さらに入出力をすべて親スレッドだけで賄っているために
　多くのクライアントからの要求が集中するとたちまちパフォーマンスが
　低下してしまう問題を抱えている。

　これに対して㈱オフィスクアトロが独自に開発したHTTPサーバーである
Alaska(=アラスカ)はIBM Apacheに比べて20倍以上のパフーマンスに
　優れておりアクセス集中時にもパフォーマンスの低下は最小限である。
これはIBMがマニュアルの中で次世代型と推奨しているメッセージ配布型の
　HTTPサーバー構造によって構築されているからであり実用面で
　圧倒的に優位である。