PCモジュールを配布するに当たってはインストーラが必要となってくるが、これは少々厄介な問題である。
PCへのインストーラは InstallShield という製品が圧倒的なシェアを誇っていて最も普及しており信頼性も高い。
VC++ の古いバージョンでは InstallShield の簡易版が無償で付属しており、これでも十分実用的であったし取り扱いも平易なものであった。
国内でも北陸の会社がインストーラを発売しているがあまり普及はしていない。
VisualBASIC にもインストーラが付属しているが製品として販売するものであれば、やはりコストは高くつくが InstallShield の使用をお勧めする。
ユーザーはインストーラを見慣れており、古いインストーラであれば製品も陳腐化して見えるからだ。
インストーラをもちろん自作することもできるがアン・インストールのことも考えるとどうしても InstallShield に頼ったほうがよい。
但し最新のInstallShield によるインストーラの作成は決して簡単ではない。
バグもあるしインストーラの作成中にプロジェクトが潰れてしまうことも珍しくないので、必ず都度BACKUP をとりながら作業を進めることが必要である。
弊社製品はかつてはインストーラも自作していたが今ではすべてIntsllShield と DemoShield を使用している。
CL