System i では通常の処理では実行された内容はジョブ・ログとして残るので
後で調査に利用することができる。
ところがユーザーにログを見られたくない場合はないだろうか ?
例えば「 … は見つからない」とか「 … が削除された」等のメッセージがログに残っていると
それを見たユーザーは、これがエラーではないだろうかと不安になって毎回のように質問を
行うことになる。
あるいは「ファイル … を出力した」のようなメッセージもバッチ処理のイメージを
与えてしまって印象もよくない。製品ともなればユーザーに与えるイメージも大事にする必要がある。
そこで問題のない処理であればログ自体を出力しないようにすることができる。
方法は簡単で
CRTCLPGM PGM(OBJLIB/MYPGM) SRCFILE(NYSRCLIB/QCLSRC) LOG(*NO) AUT(*ALL)
のようにして LOG(*NO) パラメータを指定するだけでよい。