CLPのデバッグというと多くは
STRDBG PGM(OBJLIB/MYPGM) UPDPROD(*YES) としてデバッグを開始してから
ADDBKP 12100 ‘&VALUE’
や停止点で
DSPPGMVAR ‘&VALUE’ のようにして変数値を調べていたが
これでは停止点に至る度に SEU でソースをオープンして
次の停止点を探さなければならなかった。
CLPもソースを見ながらのソース・デバッガーが用意されている。
STRISDB というコマンドである。
この覚えにくいわかりにくいコマンドの使い方を紹介しよう。
STRDBGコマンドによるデバッグは
STRDBG + CALL などの 2段階による操作でデバッグしていたが
STRISDBコマンドはこのコマンド 1回だけの操作で
デバッグするので少し今までとはやり方が異なる。
(1)プログラムを直接呼び出してデバッグする方法
ISDB の開始 (STRISDB) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 プログラム . . . . . . . . . . > ADDPRTWTRC 名前 ライブラリー . . . . . . . . > WINDOWS 名前 , *CURLIB, *LIBL 実動ファイルの更新 . . . . . . > *YES *YES, *NO プログラムの呼び出し . . . . . *YES *YES, *NO, *CMD 呼び出しのパラメーター . . . . > 'A001' 値の続きは+
[解説]
ファイルの更新(UPDPROD)はSTRDBG のときと同じように *YESに変更する。
プログラムの呼び出し(INVPGM)も *YESのままで
デバッグするCLPに与えるパラメータを入力して実行すると
次のようにソースが表示される。
[解説]
F6キーを押して停止点を決めたら F3キーを押してこの画面を終了すると
次のダイアログが表示される。
[解説]
ISDB の取り消し」は2=NO にして実行するとデバッグが開始されて
最初の停止点でプログラムは停止する。
[解説]
フィールド値を調べるには DSP ‘&TYPE’ のようにして指定して実行キーを押す。
終了はF3=終了で終了することができる。
説明はF1キーで参照すること。
(2)別のコマンドを実行してデバッグする方法
次の画面のようにプログラムの呼び出しを*CMDに指定すると「コマンドの呼び出し」として
コマンドの入力欄が表示されるのでここにデバッグするCLPを呼び出すコマンドを
入力して実行すればよい。
ISDB の開始 (STRISDB) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 プログラム . . . . . . . . . . > ADDPRTWTRC 名前 ライブラリー . . . . . . . . > WINDOWS 名前 , *CURLIB, *LIBL 実動ファイルの更新 . . . . . . > *YES *YES, *NO プログラムの呼び出し . . . . . > *CMD *YES, *NO, *CMD コマンドの呼び出し . . . . . . WRKWINWTR F3= 終了 F4=プロンプト F5= 最新表示 F10= 追加のパラメーターF12= 取り消し F13= この画面の使用法 F24= キーの続き ...