QUERYで出力したスプールは基本的に QPQUPRFIL という名前で
出力される。
ところが製品などでQUERYを使って印刷すると QPQUPRFIL という
名前で出力されたのではいかにもQUERYを使って出力しているのが
わかってスマートではない。
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一般の業務でもQUERYを業務に使った場合でも
QPQUPRFIL ではなくQPRINT とかにしたい場合もあるはずである。
しかし OVRPRTF で TOFILE に新しいファイル名を指定しても
エラーとなり QUERY のスプール・ファイル名は変更できない
というエラーになってしまう。
しかしこの QPQUPRFIL という名前を変える方法がひとつある。
OVRPRTF FILE(QPQUPRFIL) SPLFNAME(QPDZDTALOG) +
SECURE(*YES) OVRSCOPE(*JOB)
RUNQRY QRY(*NONE) QRYFILE((QTEMP/QPDFULOG)) +
OUTTYPE(*PRINTER) OUTFORM(*DETAIL) +
RCDSLT(*NO)
DLTOVR FILE(*ALL) LVL(*JOB)
のように OVRPRTF で SPLFNAMEキー・ワードを指定すると
任意のスプール・ファイル名に変更することができる。
上記は磁気製品である「拡張DFU」での監査ログをQUERYを使って
出力するのだがQUERYの出力とはみななくするために
QPDZDTALOG という DFUの監査ログのスプールの名前に変更している。
これによって QUERYを使って出力していてもあたかもDFUのログと
同じような印刷スプールとなる。
この方法はQUERYのスプール名を変更する場合だけでなく
もちろん他のスプール名を変更することもできる。
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