ワイルド・カード(%WLDCRD) を使うとあいまい検索に使用することができる。
不明な文字には「_ 」(アンダースコア = キー・ボードの「ろ」の文字の位置)を使って
検索ストリングを定義することができる。
例えば「STR__END」とは先頭に 「STR」 の3文字があり、6桁目から「END」の文字列が
続くような文字列のことを意味し、
STR12END, STRABEND, STR99END, ....
などが検索の対象となる。
%WLDCRD は QRTSLT および GRPSLT パラメータで使用することができる。
【例1】 ‘FIELD = %WLDCRD(“_AB*)’
最初の1文字はどのような文字であってもよい。
2桁目が「A」かつ3桁目が「B」であるレコードが選択される。
4桁目以降にはどのような文字が続いてもよい。
【例2】 ‘FIELD = %WLDCRD(“ABC_*X)’
開始からの3文字が「ABC」で始まり、その後、どのような文字列が続いてもよいが
最後の桁だけは「X」で終わるレコードだけが選択される。
【例3】 ‘FIELD = %WLDCRD(“A?CD#” “?#”)
「?」は任意の1文字を表し、「#」は複数個の任意の文字を表す。
従って最初の1文字は「A」で始まり、次の1文字は任意で、続いて「CD」があり、
以降はどのような文字列であってもよい。