DFU, Query, SQL

40. 作って理解する SQLストアド・プロシージャー (3)

ストアド・プロシージャーの分類

ストアド・プロシージャーは大別すると次のように分類される。

まず最初に「 SQLストアド・プロシージャー」とは文字通り、SQL文によって

記述されたストアド・プロシージャーのことである。

一般的なストアド・プロシージャーは SQL文によるものと思われているが RPG や COBOL、

C/400 などの開発言語によってストアド・プロシージャーを作ることができる。

これが 「 PGMストアド・プロシージャー」である。

プログラムによってストアド・プロシージャーを作れば SQL文だけでできない処理を

RPG や COBOL、C/400 によって自由に開発することができる。

つまり、汎用性が高くなる。

このシリーズでは RPG によるストアド・プロシージャーによって

RPG でも簡単にストアド・プロシージャーが作れることを示していきたい。

さらに、RPG で ODBCアプリケーションを作って紹介する。

IBMマニュアルでは ODBCアプリケーションは C言語で紹介されているので

C言語にまだ馴染みのない RPG開発者に理解しにくいのではないかと思われるからである。