「25. 5250アプリケーションからブラウザを起動するには」で説明したように
PCオーガナイザーでは単に
STRPCCMD PCCMD(‘http://www.officequattro.com’)
としたのではブラウザは起動されない、と説明した。
そこで
STRPCCMD PCCMD(‘RUNDLL32
URL.FileProtocolHandler http://www.office …’)
URL.FileProtocolHandler http://www.office …’)
のように「RUNDLL32 URL.FileProtocolHandler」を文字列の先頭に付加する方法を
紹介したが、この方法は次のような問題点があった。
- 付加する文字列「RUNDLL32 URL.FileProtocolHandler」が 33 文字と長く
STRPCCMD の PCCMD パラメータには 123 文字しか使えない
( OSVer7.2 からは 1023 バイトに拡張されている) ので影響が大きい。 - RUNDLL32 は 32 ビット PC にしか使えない。 64 ビット PC では動作しない可能性がある。
- 英小文字を使っているので CCSID:5026 環境で使えない。
- CCSID:5035, 1399 環境でも CTRL + F3 キーによって環境を変更すると
正しく動作しない。
そこで今回はこの問題を解決する方法を紹介する。
それには 「RUNDLL32 ….」ではなく「」というコマンドを付加する方法である。
START コマンドを付加して次のようにして実行する。
STRPCCMD PCCMD(‘START HTTP://WWW.OFFICEQUATTRO.COM’)
これで、5250ストリームの記録が開始された。
これ以降に黒画面で操作した内容が、記録され、解析対象となる。