RUNRMTCMD も STRPCCMD もどちらもWINDOWS PCのコマンドを動作させるための
コマンドである。
どのようにちがうのだろう。
STRPCCMD | RUNRMTCMD | |
---|---|---|
動作原理 | 5250ストリームへの 埋め込み |
PORT512番のREXECサーバーとの 通信 |
動作環境 | 5250対話式環境のみ | 対話式およびバッチ処理環境 |
IPアドレス | 不要 | WindowsのIPアドレスが必要 |
ログイン | 不要 | Windowsへのログイン必要 |
入力可能な コマンド長 |
1023バイト(Ver7.2-) | 2000バイト |
つまりSTRPCCMDは簡単に使えるもののver7.1までは123バイトまでしか入力できず
対話式環境でのみ使用が可能である。
RUNRMTCMDはバッチでも使用することができるので夜間に無介入で
特定のPCやPCサーバーへバッチ転送できるなど重宝がられているが
IBM ACS(=Access Client Solutions)では使用することができない。
ACSにはREXECサーバーが用意されていないからである。
また海外輸入製品の多くは(というよりすべてが)STRPCCMDは使用できないし
RUNRMTCMDはもちろん使用することができない。
海外では罫線やPCデータ転送の利用が少ないからと思われる。