デバッグで停止点に達すると変数値を調べるのはもちろんのことだが
次の停止点を指定するためにSEUを使ってデバッグ中のプログラム・ソースを
オープンして調べることになる。
デバッグ中はこの操作を何度も繰り返すのは面倒ではないだろうか?
実は STRSEUコマンドは STRSEU + F4キーを押してみると
SEU 開始 (STRSEU) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 ソース・ファイル . . . . . . . *PRV 名前 , *PRV ライブラリー . . . . . . . . 名前 , *LIBL, *CURLIB, *PRV ソース・メンバー . . . . . . . *PRV 名前 , *PRV, *SELECT ソース仕様タイプ . . . . . . . *SAME 名前 , *SAME, BAS, BASP... オプション . . . . . . . . . . *BLANK *BLANK, ' ', 2, 5, 6 テキスト ' 記述 ' . . . . . . . *BLANK 終り F3= 終了 F4=プロンプト F5= 最新表示 F12= 取り消し F13= この画面の使用法 F24= キーの続き
のようにソース・ファイルとソース・メンバーの省略値は
*PRV(=Previous以前)となっている。
このことを利用すれば
STRSEU
と入力して実行するだけで直前に使ったソース・メンバーのSEUを
起動することができる。
これは何もデバッグ中のときだけでなく通常の使い方もできる。
最近は STRSEU コマンドの代わりに STRPDMを使う人が多いようだが
STRSEU コマンドにはそれなりの便利な機能がある。
STRPDM コマンドばかりに頼るよりは本来の STRSEUコマンドをうまく
活用して欲しい。