CPYTOIMPF でデータ・ベースのデータをIFSにコピーしたはずなのに
あるデータだけが欠落する不明な障害に会ったことはないだろうか?
例えば
0334.00 CPYIMPF: CPYTOIMPF FROMFILE(QTEMP/SRC80 &PTN10) + 0335.00 TOSTMF(&PTNPATH) MBROPT(*REPLACE) + 0336.00 FROMCCSID(&CCSID) STMFCCSID(1208) + 0337.00 RCDDLM(*CRLF) DTAFMT(*FIXED) + 0338.00 RMVBLANK(*TRAILING) DATFMT(*JIS) TIMFMT(*JIS)
のような CPYTOIMPF コマンドの利用である。
CPYTOIMPF でデータが欠落する原因の多くはデータの不正、
日本語環境の場合はシフト文字の欠落である。
_
0x0E があって対応する 0x0F が欠落しているようなレコードがあると
その部分だけがコピーできないのではなくレコード全体がブランクとして
コピーされてしまう。
意識していないとなかなか原因を発見できない場合があるので
注意が必要である。
[参考]
CPYIOIMPF で障害が発生したときはIFSにゴミのようなログが出力されてしまう。
逆に言えばIFSにログが出力されているのはCPYTOIMPFが完全には成功していないことを
意味するので調査が必要である。