ライブラリー・システムにある物理ファイルや論理ファイル等を IFS のストリーム・ファイルに
コピーするためには、最近では CPYTOIMPF コマンドの使用が増えてきているが、
CPYTOIMPF で思うようにコピーができなかったり、エラーでコピーできなくて
悩む人も少なくないようである。
CPYTOIMPF には、パラメータの指定で少しコツが要るのかも知れない。
下記に典型的な CPYTOIMPF の使用例を示すので参考にして頂きたい
【 例 】
CPYTOIMPF FROMFILE(&FRMHTMLIB/&FRMSRC &FRMMBR) + TOSTMF(&STMF) MBROPT(*REPLACE) + STMFCODPAG(*STDASCII) RCDDLM(*CRLF) + DTAFMT(*FIXED) STRDLM(*NONE)
【 解説 】
- TOSTMF パラメータで示したディレクトリーは既に作成済みであること。【 例 】
CRTDIR DIR(&DIR) DTAAUT(*RWX) OBJAUT(*ALL)
- STMFCODPAG パラメータには *STDASCII または *PCACII を必ず指定すること。
- 元のデータ・ベースは固定長であるので DTAFMT(*FIXED) の指定が当然、
必要となる。 - RCDDLM(*CRLF) はレコードの改行を ASCII の 0x0d, 0x0f に変換することを
示している。