IFS

30. WRKLNKでIFSファイルを編集しよう

WRKLNKでIFSの一覧を表示できることはよく知られているが
実はWRKLNKでIFSストリーム・ファイルを編集することもできる。

しかもうれしいことにSEUと同じような操作が使える。
ただし操作の前には編集の対象となるストリーム・ファイルのCCSID
943であることが前提である。
FTPでIFSにアップロードしただけであれば IBM i によって
IFSストリーム・ファイルのCCSIDは819になっているので
これを「13= 属性の変更」で

                                属性変更  (CHGATR)                              
                                                                                
  選択項目を入力して,実行キーを押してください。                                
                                                                                
  オブジェクト  . . . . . . . . . > '/V.PANELWKR/TEMPLATE/QTRSRC/PNL234/DSPDTA.H
TM'                                                                             
  属性  . . . . . . . . . . . . .   *CCSID        *READONLY, *HIDDEN...         
  新しい値  . . . . . . . . . . .   943           1-65533, *YES, *NO, *RESET... 
  m゙ァロhnメー の ナボlメー  . . . . . .   *NONE         *NONE, *ALL                   
  シンボリック・リンク  . . . . .   *NO           *NO, *YES                     
                                                                                
                                                                        終り
F3= 終了    F4=プロンプト   F5= 最新表示    F12= 取り消し                      
F13= この画面の使用法                    F24= キーの続き                    

のようにしてCCSIDを943(=日本語 Shift_JIS)に変更しておかなければいけない。

「8= 属性の表示」で次のようにCCSIDが943であればOKである。

                                  属性の表示                                   
                                                                               
 オブジェクト . . . :   /V.PANELWKR/TEMPLATE/QTRSRC/PNL234/DSPDTA.HTM          
                                                                               
 タイプ . . . . . . . . . . . . . . . . :   STMF                               
                                                                               
 所有者 . . . . . . . . . . . . . . . . :   QTR                                
 システム・オブジェクトがオン . . . . . :    ローカル                          
 補助記憶域プール . . . . . . . . . . . :   1                                  
   オブジェクトのオーバーフロー . . . . :   NO                                 
                                                                               
 コード化文字セット ID  . . . . . . . . :   943                                
 隠しファイル . . . . . . . . . . . . . :   NO                                 
 PC システム・ファイル  . . . . . . . . :   NO                                 
 読み取り専用 . . . . . . . . . . . . . :   NO                                 
                                                                               
 保管必要 (PC)  . . . . . . . . . . . . :   YES                                
 保管必要(システム) . . . . . . . . . :   YES                                
                                                                               
                                                                       続く ...
 続行するには,実行キーを押してください。                                      
                                                                               
 F3= 終了   F12= 取り消し   F22=フィールド 全体の表示                              

さてWRKLNKによる編集であるが「2= 編集」を指定すれば
普通に入力や更新、削除もできるし

のようにして文字 CB (=before)を使って SEUと同じように行をコピーすることも
できる。
文字 I を左端に入力すると行を追加することができる。
操作はほぼSEUと同じなので簡単である。
詳しい操作方法を知るには入力欄にカーソルを合わせてF1キーを押せば説明が表示される。
最後はF3キーを押すとIFSを更新できるしさらにF3キーを押すと終了する。
いちいちPCにダウンロードして編集してまたアップロードするよりは
WRKLNKで編集したほうがはるかに簡単である。