ISP (インターネット・サービス・プロバイダー) から取得したグローバル IPを iSeries400 に割り振るには 、GO TCPADM の
1 TCPIP の構成→ 1. TCP/IPインターフェイス
の処理で、新規であれば 1=追加 、変更であれば 2=変更を選んで、IP アドレスを設定するだけで良い。
後で述べる「安全なインターネット公開のための超【秘】テクニック」にあるように、LANカードを2枚挿しする場合は、
CHGTCPA IPDATGFWD(*NO)
にして社内外の道路を遮断しておく。
また、必要に応じてDNSサーバーにIPを登録しておくと、接続の利便性もさらに良くなるだろう。
以下に Windows 2000 Server 上で稼働しているDNSサーバーへの基本的な登録手順を説明する。
- 「コントロールパネル」−「管理ツール」−「DNS」より、DNSの管理コンソールを起動する。
- 左ペインを展開し、前方参照ゾーンから登録先となるゾーンを選択する。
- 右ペインの空欄部分を右クリックするとコンテキストメニューが表示されるので、その中から「新しいホスト」を選択する。
- 登録画面が表示されるので、名前とIPアドレスを入力する。必要であれば、サービス内容に応じたエイリアスも作成・登録する。
- 続いて左ペインを展開し、逆引き参照ゾーンを選択する。
- 右ペインの空欄部分を右クリックするとコンテキストメニューが表示されるので、その中から「新しいゾーン」を選択する。
- 新規ゾーン作成のウィザードが起動するので、その指示に従って各項目を入力する。
このようにしてDNSサーバーにIPを登録すると、接続時にIPアドレスを一つひとつ入力する必要はなくなり、かわりに手順4で設定した名前だけで、すばやくアクセスできるようになる。