プログラムのSAA標準化は操作性、特に機能キーである。
■機能キーのSAA標準化
・CFxx=yyyy の表示方法
WRKOUTQ や WRKACTJOBなどのIBMユーティリティーを見ても
わかると思うが
F3=終了 のように機能キーの説明を Fxx=yyyy のように表記する。
CMD3: とか CFXX のような表現ではなくすべて F99=xxxxxxのような表記で
統一すること。
・機能キーの用途を統一する
終了があるプログラムではF3=終了であるが別のプログラムではF1=終了とか
F7=終了とか機能キーによる用途を混在して使用しないこと。
エンド・ユーザーが混乱する。
たとえ古いプロクラムがあったとしても同じ機能キーで動作するように
修正することが必要である。
・特別な機能キー
F3=終了
F4=プロンプト
F5=更新
F12=前画面
F23=削除
などIBMユーティリティーとあわせておくべきである。
▼典型的なSAA準拠のRPG入力画面の例
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F3=削除
F10=更新
F23=削除
F12=前画面
は標準化されている。
機能キーの表記もCMD3:終了などの特殊な表記は避けてIBMの表記に準拠している。
▼IBM のDFUの例
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機能キーの表記も標準化されていてシンプルでわかりやすい。
変な個性を強調していないのでどのユーザーでも違和感なく見ることができる。
このように適用業務画面の表記やフィールドの配置のバランスもIBM DFUを大いに参考にすべきである。
SAAに準拠しているDFUの画面は自然で美しく感じる。