RPG

500. プログラム状況データ構造の見方

INFDS とよく似たOSニヨッテテイキョウサレルデータ構造として
プログラム状況データ構造(=SDS)というものがある。

これはファイル仕様書の何かを宣言する必要はなく
データ構造(DS = Data Structure) として追加で記述するだけでよい。

0154.00 D*( プログラム状況データ構造 )        
0155.00 D INFDS_THIS     SDS                  
0156.00 D  PROC_NAM         *PROC             
0157.00 D  ROUTINE          *ROUTINE          
0158.00 D                              512A   
0159.00 D  PGMINFO                1    512    
0160.00 D  LINE_NUM              21     28    
0161.00 D  CPFID                 40     46    
0162.00 D  CPFDTA                91    170    
0163.00 D  ERRMSGID              46     51    
0164.00 D  CURUSR               358    367    

[解説]

プログラム状況データ構造はプログラムの実行中に予想外の障害が
発生したときの調査に使われる。

PROC_NAM ….. エラーになったときのプロシージャー名

ROUTINE ……. エラーが起こったときのルーチンが示される。
詳細はRPG解説書にあるがあまり参考にはならない。

LINE_NUM …… RPG ソースの行№

CPFID ……… エラーの MSGID

CPFDTA …….. エラーのMSGDTA

プログラム状況データ構造でエラー・モニターしてエラー報告するという監視まで
行ったことはあまりないが興味のある読者のために参考までに
紹介した。
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