DSPLY 命令を使えば実行時のフィールドの値を簡単に表示することができる。
例えば次のように結果のフィールドとして ANS
というダミー・フィールドを
定義しておくとプログラムは DSP40
というフィールドの値を表示して停止する。
この方法は非常に簡単なデバッグの手法として使うことができる。
DSPLY 命令はバッチ・ジョブとして実行すると停止することなく
処理は実行されて QSYSOPR 待ち行列に DSP40
の値が表示される。
CGI のデバッグには有効である。
ただし DSPLY によって表示されるフィールドの最大長は 40バイト
までである。
【SAMPLE: TESTSYSMSG】
0001.00 H DFTNAME(TESTSYSMSG) DATEDIT(*YMD/) 0002.00 F********** QSYSOPR へのメッセージ表示 ******************************** 0003.00 F* 0004.00 F********************************************************************** 0005.00 D DSP40 S 40A 0006.00 D SHCODE S 10A INZ('NV-CH1 ') 0007.00 0008.00 C 'SHCODE=' CAT(P) SHCODE:0 DSP40 0009.00 C DSP40 DSPLY ANS 1 0010.00 C SETON LR 0011.00 C RETURN