いよいよ RPG と IBM Watson との連携方法について解説を始める。
IBM ユーザーは既に IBM 公開の資料を見たことがあるかもしれない。
しかし IBM の RPG サンプル・ソースでは普通の RPG 開発者が
理解するにはかなり難しい。
そこで RPG ソースなども一般の IBM ユーザーでも見てわかるように
書き直していきたい。
サンプル・ソースや Watson へアクセスする実際の RPG も
作ってみたいと思う。
シリーズは概ね、次のような方向で進めて行きたい。
IBM i の業務のコグニティブ・サービスは必要なのか?
コグニティブ・サービスによって IBM i の活用や
IT 運用はどのように変わるのか、などについての考察を進める。
RPG と Watson との連携の本質は何か?
抽象的な概念ばかりの旗振りではなく RPG との
連携の本質を具代的なソースで読者が
実験できるようにしていく。
AI としての Watson にどのようにビッグ・データを
与えていけばよいかを探る。
弊社では既にソフトウェア製品の一部の機能について
機械学習機能が取り入れられているが
将来、製品にコグニティブ機能はどのように応用されるのか?
いずれもこれまでの IBM i の開発の歴史にはなかった新しいものであるが
実際に Watson を使わない場合であっても機械学習という AI の考え方や
手法を学び取って欲しい。
Watson を使わなくても機械学習を取り入れるだけで
適用業務の機能は一変する。
ただし RPG ソースの公開はメンバーへの公開とする予定なので
早めにメンバー登録されることをお勧めする。