RPG

337. インターネット情報を生かして開発

インターネットにはIBMマニュアルはもちろんのこと、役に立つテクニックなどが
多く紹介されているのは周知の事実である。
ここでは最近、取得したテクニックとしてマニュアルや参考資料や
テクニックの原典などをさらに活用するという簡単だが大いに役立つテクニックを
紹介しよう。

方法は簡単で参照したテクニック情報サイトのURLをソース・プログラムに
入れてしまうことである。

例えば 「API : QUSLFLD というフィールド情報リストの参照」をプログラムで
使うものとする。

0666.00  *    レコード名 : RECORD を取得した                                 
0667.00  *(4) QUSLFLD の実行 ... フィールド情報の取得                        
0667.01  *( https://www.as400-net.com/tips/rpg/197.html ) <------- URLを追加
0668.00 C*----------------------------------------------------+              
0669.00 C                   CALL      'QUSLFLD'                              
0670.00 C                   PARM                    USRSPC                   
0671.00 C                   PARM      'FLDL0100'    FORMAT            8      
0672.00 C                   PARM                    FILNAMLIB                
0673.00 C                   PARM                    RECORD                   
0674.00 C                   PARM      '0'           TEMP              1      
0675.00 C                   PARM                    APIERR                   
0676.00 C*----------------------------------------------------+              
0677.00 C     AVLBYT        IFNE      *ZEROS                                 
0678.00 C                   EXSR      RTV_APIERR                             
0679.00 C                   ENDIF                                            
0680.00  *(5) ユーザー・スペースを検索                                       
0681.00  *    リストデータセクションのオフセット値を検索                     
0682.00 C*----------------------------------------------------+              
0683.00 C                   CALL      'QUSRTVUS'                           99
0684.00 C                   PARM                    USRSPC                   
0685.00 C                   PARM      125           STRPOS                   
0686.00 C                   PARM      16            LENDTA                   

【 解説 】

上記のように

0667.01  *( https://www.as400-net.com/tips/rpg/197.html )

を追加しておくと API: QUSLFLD の説明が知りたくなったときはいつでも
調べることができる。
ここでは as400-net.com の記事を参照するようにしているが
IBM Knowledge Center であってもよい。
繰返し参照したいサイトがあればSEUでソースの中にURLを追加しておくだけで
安心感が生まれプログラム・ソースがやさしく感じられるようになる。

別の担当者にもやさしい配慮となる。
簡単なことだが効果は大きいので是非試して欲しい。