DDSには HTMLキー・ワードというものがあるのを
ご存知だろうか?
A 15 6HTML('...HTMLタグの内容 ....')
のように記述しておくと
・GUIインターフェースをサポートしている5250エミュレータであれば
記述したHTMLタグがエミュレータに出力される。
・HTMLキー・ワードは長さは持たない。
・ただしHTMLキー・ワードはSFLレコード上には指定することはできない。
GUIインターフェースをサポートする5250エミュレータとは
仮想端末APIが5250エミュレータとの会話の始めにエミュレータの能力を
確認するのだがこのときに GUIをサポートしていると返事すると
HTMLキー・ワードが仮想端末から送られてくる。
それではGUIをサポートしている5250エミュレータはあるのだろうか?
IBM iAccess, PCOMM, ClientAccess や ACS(=Access Client Communications)も
すべてGUIはサポートしていないし設定でも変えられない。
つまりには日本国内のIBMユーザーではHTMLキー・ワードを使用可能にすることは
できない。
ただし AutoWebは GUIをサポートしている。
この結果
0115.00 A*( DSPF ソース・ボタン ) 0116.00 A 3 2HTML('<BUTTON TYPE="BUTTON" - 0117.00 A ONCLICK="window.open(''HTTP://- 0118.00 A 218.44.135.22/QSYS.LIB/- 0119.00 A HOTEI.LIB/QDSPSRC.FILE/- 0120.00 A HTY002FM.MBR'', ''_BLANK'')"- 0121.00 A >DSPF ソース </BUTTON>')
のようにしてボタンを生成することができる。
生成されたボタンは次のとおりである。
このボタンを押すとDSPFのソースが表示される。