SpoolライターVer5.0

97. AFPをご使用中のお客さまへ

先に「96.*AFPDS 終了のお知らせ」でお知らせしましたように
AFP は Ver7.2で終了しています。

■ Ver7.5でのAFPの存続はまだ不明です

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しかし Ver7.3 でもAFPは導入されて使用可能になっている
お客さまがいるとお伝えしましたがこれを良く調べましたところ
リリース・アップによってVer7.2からVer7.3 に移行されたお客さまであれば
AFPもそのまま残って使用できているということがわかりました。
しかしVer7.3自体のIBMサポートは2023年9月30日で終了しており
Ver7.3のお客さまは早急にVer7.5に移行する必要があります。

ただしVer7.5への移行の場合は筐体(=ハードウェア)が
新規のハードウェアに代わりますのでリリース・アップでは
対応できずOSも新規導入になりますが Ver7.5には AFPのユーティリティは含まれていません。
特にAFPスプールをPDF化できるのはIBM CPYSPLFだけですが
日本語をCPYSPLF によってPDF化するにはAFP日本語フォント(5769FN1)が
必要になりますがVer7.5にはAFP日本語フォントが含まれているかまだ不明です。
AFPのPDF化もできなくなる可能性があります。ただしAFPが今後も存続するのかは
現在問い合わせ中です。
( AFPをPDF化できる市販製品は現在ありません。)

つまりVer7.5ではAFPは使えない可能性があります
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■ FAX/400はサポートを終了

AFPを使う理由のひとつにAFPが必要かなIBMライセンス・プログラムの利用が
あります。
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InfoPrintServer(GB88-4–4)
IBM ファクシミリ・サポート(FAX/400) (5798FAX)
AFP DBCSフォント(5769FN1)

通常、FAX/400と呼ばれているこれらの製品もIBMは2024年8月に
これらの製品は次期リリースでサポートを終了すると
アナウンスしました。
つまりAFPはどうなるかまだ不明ですが少なくともFAX/400は終了することになります。
IBMはサード・パーティの製品へ移行することを勧めています。

■ AFPの機能をSpoolライターVer5.0で代替

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このようにAFPを使う理由にFAXを使うなどAFPでしか動作しない
アプリケーションを使っているためという理由があります。
しかし FAXや印刷罫線、フォントの拡大などほとんどの AFPWの機能は
SpoolライターVer5.0で代替することができます。
 現在、㈱オフィスクアトロではAFP印刷ストリームを解析中です。
( ただし SpoolライターVer5.0のサポート対象は *SCSストリームです。)

SpoolライターVer5.0にはFAX送信機能が標準装備されており
Windowsサーバーにわずか5千円程度のFAXモデムをUSBポートに
装填するだけで社内のどこからでもFAX送信が可能になるスグレモノです。
FAXの仕様はMicrosoftによってサポートされており
どのWindowsにも導入されていますので無償で使うことができます。
既に多くのIBMユーザー様がMAILやFAXをSpoolライターVer5.0で
運用しています。
あなたのすぐ近くの会社でも使っているはずです。
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このようにVer7.5に移行する前にSpoolライターVer5.0での
代替を強くお奨めします。
既に数社のAFPユーザーからお問合せが入っています。
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Ver7.5に移行してからアプリケーションが動作しないことが
判明したのでは業務の停止に追い込まれてしまいます。
是非お早目の対策をしてください。

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