SpoolライターVer5.0

11. ローカル印刷

SpoolライターVer5.0だけの独創的な印刷方法をご紹介します。
それがローカル印刷です。

ローカル印刷とは自分のWindowsプリンタにIBM iの印刷スプールを印刷する
IBM iではこれまでになかった印刷方法です。

これまでIBM iによる印刷出力はIBM iサーバー側がどこに印刷するかを
決めて出力していました。
しかしWindowsであればいつも印刷するプリンタは自分で決めているはず。

SpoolライターVer5.0のローカル印刷とはWindowsユーザーのプリンタへ
IBM iの印刷を出力する仕組みです。
ローカル印刷であればユーザーが何百いてもOUTQはたったひとつで済みます。

ローカル印刷として指定したスプールは印刷を要求したクライアント・ユーザーに
リダイレクトされます。
クライアント・ユーザーではLPDサーバーを起動してオンにしておけば
IBM iからスプールを受取るとWindowsに登録されているプリンタへと
転送されて印刷が行われます。

ご存知でしたか?

あなたのWindowsにもLPDサーバーはもう導入されています。
ただ起動されていないだけです。
このLPDサーバーを起動しておくだけで(最初の一回だけ)ローカル印刷が
可能になります。

[テレワークで印刷]

例えばテレワークで印刷を要求すると自宅のプリンタに出力することが
できます。(もちろん権限があることが前提ですが)

[客先でモバイル印刷]

客先に出向いてその場で見積書を印刷出力することができます。

[出張先のホテルで]

出張先のホテルのビジネス・センターで会社に接続して
ホテルのプリンタに印刷出力することができます。