OntheWeb機能でOUTQ一覧が見れるようになるとやはり気になるのは
機密保護です。
セミナーでも最も質問の多いのがこの部分です。
SpoolライターVer5.0の機密保護機能について次の大きな2つの点があります。
・IBM iの機密保護はそのままSpoolライターVer5.0にも適用される。
IBM iでスプールの閲覧権限や操作権限のない人が
SpoolライターVer5.0を使えばスプールの中身を見れたりと
いうことにはなりません。
やはりIBM iで設定した機密保護が優先します。
・独自の機密保護 WRKSPLAUT
SpoolライターVer5.0には独自の機密保護機能として
WRKSPLAUT というコマンドが用意されています。
これはユーザー別に参照できるOUTQを制限するためのものです。
この設定によってエンド・ユーザーは自分に許可されたOUTQだけを
参照できるようになります。
WRKSPLAUT 印刷待ち行列権限の処理 グループ : *NONE ユーザー・プロフィール . . . . : QTR このユーザーに対して表示させたくない OUTQ には 4= 使用禁止を設定してください。 1= 許可 4= 使用禁止 ( OUTQ は非表示になります。 ) 5=WRKOUTQ 表示 OPT 状況 OUTQ LIBRARY 入数 テキスト QNETJOBLOG ALASKA 0 ALASKA ジョブログ印刷待ち行列 APWOUTQ APWTEST 4 APW テスト用印刷待ち行列 QNETJOBLOG ASNET.USR 101 JOBLOG for EnterpriseServer QNETJOBLOG ASNET.USRB 0 JOBLOG for EnterpriseServer 4 QNETJOBLOG ASNET.USRC 0 JOBLOG for EnterpriseServer QNETJOBLOG ASNET.USR7 0 JOBLOG for EnterpriseServer QNETJOBLOG ASNETUSR70 0 JOBLOG for EnterpriseServer CHINAQ CHINALIB 2 1 CHSOUTQ CHSFIL 1 CHS Chinese OUTQ 1 CHTOUTQ CHTFIL 0 CHT Chinese OUTQ QLICJOBLOG CVTS36 0 続く .. F3= 終了 F12= 取消し (C) COPYRIGHT OFFICE QUATTRO 2016.
・その他の考慮点
遠隔ユーザーやQNTCでの機密保護についてはマニュアルを参照してください。