SpoolライターVer5.0で「テレワーク・キット」というPDF化機能を
開発しました。
在宅勤務を行うときに一番問題になるのが印刷業務です。
そこでスプールをPDFにして表示したいということで
SpoolライターVer5.0に対する問合せと同時に注文も
急速に増えています。
今週もWeb会議が2回予定されています。
これらのWeb会議を重ねる中でお客さまのご要望を反映して
開発したのが今回ご紹介するテレワーク・キットです。
アテンション・キー(ATTN)を押すだけで次のWRKSPLを起動します。
オプションを選択すめだけで「1=PDF変換」「8=Excel変換」さらに「9=TEXT変換」を行うことができます。
5250画面上でPDF変換やExcel変換、テキスト変換できる初めてのソリューションです。
テレワークのために配慮されているのが
F6=ジョブ選択 ……このユーザー、装置で過去に出力されたスプール
F7=ユーザー選択….このユーザーが過去に出力したすべてのスプール
を表示できることです。
このようなスプールの表示の機能はこれまでIBM iのユーティリティーにはありませんでした。
しかし在宅勤務になると昨日、自分が出力したスプールを見たいという要求が出てきます。
細かな要求も叶えるように配慮されています。
もちろん今、お使いの社内システムは何ら変更する必要はありません。
Windowsに何か導入する必要もありませんし
別途のPCサーバーもJavaも要りません。
RPG/COBOLもCLPも一切、変更する必要はありません。
エンド・ユーザーはただESCと書かれたキーを押すだけで
上記のWRKSPLを起動することができます。
・現行の社内システムは何ら変更の必要はありません。
・すべてのスプールをPDF化します。
・Windowsに何も導入しません。PCサーバーも必要ありません。
・罫線,APW、外字もすべてPDF化されます。
・社内全体、ユーザー別、ジョブ別など環境を特定することも
できます。
・プログラム個別だけの変換もできます。
… しかもお客さまにとっても大変喜ばしいことに
「テレワーク・キット」は無料です。
SpoolライターVer5.0のすべてのお客さまは無料で
テレワーク・キットをお使いになれます。
テレワーク・キットでPDFは非常に簡単になりました。
これまではコマンドを組み込んだりWebで操作したりして
PDF化していましたがキーをひとつ押すだけの
PDF化なんてありませんでした。
テレワーク・キットは近日中に
30分程度のショートWeb説明会を行う予定です。
コロナ対策はビジネス・モデルを変えましたが
ソリューションの進化も生み出しました。
この災いを転じて福としたいものです。