Windows

31. Google Chrome で日本語表示を

このサイトのトップ・ページの右下のほうに IBM Watson の参考サイトを追加している。
IBM Knowledge Center などは日本語表示を選択したとしても日本語は表示されずに
英文表示のままである。
ところが Watson Discovery API 入門のページだけは MS-IE で表示すると
やはり日本語選択は効かず英文のままであるが Google Chrome で表示すると
日本語として正しく表示される。
( しかし IBM Knowledge Center は Chrome でも日本語表示はされない。)

大体、ブラウザが HTTP サーバーにコンテンツを要求するときは

Accept-Language: ja-JP(日本語をサポートしていますの意味)

という HTTP プロトコルを HTTP サーバーに送信しているので CGI はこれによって
国際言語を選択できるし一般のサイトではそれを行っている。
そうでなくても言語選択は通常、サイトの始まりに行うのが普通であるのに
IBM サイトではコンテンツの一番最後に言語選択のコンボボックスが配置されている。
これを見ると IBM は素人のように見えてしまう。
もちろん言語選択しても有効に働かないのはテストをしているようには思えない。

IBM Watson のサイトだけは最近、猛烈な勢いで更新が図られており
午前中では日本語表示ができなかったのに午後からは日本語表示ができたりする。
Watson の機能面でもごく数日前に日本語のコレクションの指定も
可能になったばかりである。
ただし コレクションへのデータのアップロードが
少し大きなものをアップロードしようとすると LOOP して一晩中やっても
アップロードすることはできない。
これを見ても Watson Discovery という AI の中枢を使っているユーザーは
世界中に一人もいないのではないかと思えてしまう。
AI に学習させるためのデータをアップロードできないのだから AI を使うことはできない。
IBM がそのバグにいつ気づくのだろうかと思う。